どうも、あっしーです。
助動詞「まほし」「たし」は「~したい」「~してほしい」と訳す希望を表す助動詞です。
この記事は希望の助動詞「まほし」「たし」の活用表、訳し方など基本文法事項をまとめています。
「まほし」「たし」は覚えることも少ないのでチャチャっと終わらせましょう!
「まほし」「たし」の活用表
「まほし」はシク活用形容詞、「たし」はシ活用形容詞と同じ活用の仕方をします。
なので、この活用表を覚えるというよりは形容詞の活用を覚えることをお勧めします。
「まほし」「たし」の接続
「まほし」は未然形接続、「たし」は連用形接続です。
意味は同じですが、接続は異なるので注意して下さい。
まほしは未然、たしは連用です。
「まみたれ」と覚えましょう。
接続とは↓
「まほし」「たし」の意味
希望「~たい」「~てほしい」
自分がしたい、もしくは誰かにしてほしい、そうであってほしいという願望を表します。
文脈に沿って訳す必要があります。
例文
続きの見まほしくおぼゆれど、
訳:(本の)続きを見たいと思われるが、
家にありたき木は、松、桜
訳:家にあってほしい木は松や桜であるよ。
平安コソコソ話
平安時代は「まほし」が主に使われ、鎌倉時代以降「まほし」に代わって「たし」が広く使われるようになりました。
現代では「たし」から生まれた「たい」「たがる」という言葉で希望を表しますよね!
古文でいい点取りたい!
まとめ
さて、お疲れ様です。
今回は希望の助動詞「まほし」「たし」についてまとめました。
「まほし」「たし」で重要なのは
「まほし」「たし」まとめ
・「まほし」は未然形、「たし」は連用形接続(まみたれ)
・「~たい」か「~てほしい」の判断
でした。
確実に身に着けるには実際に古文を読んでみる、意味を見分けてみるのが一番です。
記憶が新しいうちにやってみてくださいね。
「明日やろうは馬鹿やろう」ですよ!
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