【古文】これで忘れない!助動詞の効率のいい簡単な覚え方【意味・接続・活用表】

どうも、あっしーです。

古文を読む上で助動詞は切っても切れない関係です。

助動詞をしっかり暗記すれば古文は7割は安定する言われています。

古文は、助動詞に始まり助動詞に終わるといっても過言ではありません。

しかし数が多く、どこを覚えればいいのかわからない
覚えたけどすぐ忘れるので何度も活用表とにらめっこしている人
も多いのではないでしょうか。

 

この記事ではそんな古文助動詞のなにを覚えればいいのか、効率のいい覚え方を解説していきます。

 

これを読んで、助動詞暗記の沼から脱出しましょう!

 

――――――無料プレゼント!――――――

助動詞は何を覚えるべき?

助動詞の覚えるべきことは次の4つです。

接続と活用表、意味、複数ある場合は意味の見分け方

です。

効率よく覚えられる順番は

  1. 意味
  2. 接続
  3. 活用表
  4. 意味の見分け方

です。

それでは1~3の効率のいい覚え方をそれぞれのステップに分けて紹介していきます。

(4に関しては各助動詞の記事で紹介しています。)

1、まずは意味

まずは意味と基本形(終止形)を合致させ覚えていきましょう。

「き」「けり」は過去

「つ・ぬ」「たり」「り」は完了

という風に基本形とその助動詞の意味を1対1対応で覚えていきましょう。

 

意味を2つ以上持っている助動詞もあるので漏れなく覚えてください。

基本形を聞いて意味がすぐに浮かぶようになったら次のステップに進んでください。

2、接続

次に覚えるのは接続です。

接続とは↓

助動詞・助詞の接続とは?接続の覚え方は?接続を使った読解法も紹介!

2020年3月22日

 

助動詞はそれぞれどの活用形の語に付くかが決まっています。

これらを未然形接続、連用形接続、終止形接続、体言・連体形接続の4つにグループ分けして覚えていきます。

助動詞の接続の覚え方

接続は歌で覚えよう

接続の有名な覚え方として「もしもしかめよ」の替え歌で覚えるというのがあります。

替え歌の歌詞を張っておきますのでどうしても覚えられないという人は替え歌で覚えてしまうのもアリだと思います。

 未然形接続

むず・む・ず・ じ・まし・す・さす・ しむ
(モシ モシ カメヨ   カメサン
ヨー)

る・らる~・まほし・  りはサ変。
(セカイノ  ウチデ   オマエホド)

連用形接続

つ~・ぬ~・  たり・けり・ き・けむ・たし
(アユ ミノ   ノロイー   モノハ ナイ)

終止形接続

めり・なり・ まじ・らむ・べ~し・らし
(ドオシテ  ソンナニ ノロイ ノカ)

連体形接続

なり・たり・ごとし

連体形接続は歌からはみ出ていますが「なり」「たり」「ごとし」の3つだけです。

 

接続は意味の塊で覚えよう

接続はデタラメに決まっているのではなく、ある程度規則があります。

これを意識すると少し覚えやすいと思います。

未然形接続助動詞は推量や自分からしない(打消し、受け身、尊敬、使役)意味を持つ語が多い(む・むず・まし・ず・じ・る・らる・さす)

連用形接続助動詞は完了や過去の助動詞が多い(き・けり・つ・ぬ・たり・けむ)

終止形接続助動詞は推定や推量の助動詞が多い(べし・まじ・らし・めり・なり)

連体形接続助動詞は断定の助動詞が多い(なり・たり)

 

このことを意識しながら暗記すると接続は素早く覚えられます。

3、助動詞の活用表の覚え方

活用の型から自分で作れ!

最後に覚えるべきことが活用表です。

そして一番暗記が大変なところです。

 

活用表を覚える最大のコツは活用の型を覚える、そして自分で作ることです

 

活用の型とは四段活用、ラ変活用などのことです。

活用の型の基本形さえ覚えておけば自分で活用表を作ることができます。

 

例えば、断定の「なり」がラ変活用であることを覚えておけば

ラ変活用は『ら、り、り、る、れ、れ』であるので

「なり」は「な」を付けて『なら、なり、なり、なる、なれ、なれ』と活用表を作ることができます。

 

下二段活用「え、え、う、うる、うれ、えよ」を覚えておけば

完了の「つ」は「て、て、つ、つる、つれ、てよ」と作ることができます。

 

活用の型は「下二段型、ラ変型」を覚えることをお勧めします。

この2つでほとんどの助動詞は作ることができますからね。

 

また、助動詞の活用表を見ているとところどころ穴が開いています。

これは特殊型以外無視してかまいません。

活用の型に従って穴のない活用表で覚えても、読解に差支えはありませんのでね。

覚えやすいほうで覚えてください。

まとめ

さて、お疲れ様です。

今回は古文読解において避けては通れない助動詞、その覚えるべきこと

効率のいい覚え方を紹介しました。

 

まとめ

・覚える順番は意味→接続→活用表→意味の見分け方

・接続は歌や意味の塊で覚える

・活用表は活用の型覚え、自分で作る

これが助動詞暗記のコツでした。

ここまで覚えれば助動詞は完璧です!

 

しかし、一度覚えても時間が経つと忘れてしまいます。

助動詞の暗記はひとさらいしたら

あとは教科書でも模試でもいいから古文を読んで実際に、意味の確認や識別をやってみるのが一番早く定着します。

「明日やろうは…」

でしたね!

では、また!

今だけ「真の読解法」を無料プレゼント!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です