【古文】連語とは?覚えておくと読解に役立つ連語10選

この記事では古文の連語とは何か、覚えておくと古文読解に役立つ連語についてまとめました。

連語は案外意識して勉強した人は少ないと思います。

しかし、連語を覚えておくと読解にとても役立ちます。

 

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連語とは

連語というのは慣用表現のようなものです。

たとえば、「いたずらになる」で「死ぬ」、「世を捨つ」で「出家する」のようなものがあります。

 

これが、受験古文では意外とよく出るんです。もちろんこれらは知らないと訳せませんから、連語を覚えておくと読解に非常に役立ちます。

 

また、たくさんある「出家する」などの表現をまとめて覚えておくと便利です。

 

ここからは、頻出な古文連語をまとめました。

 

覚えておくと役に立つ頻出連語

出家シリーズ

出家シリーズ
かたち(様)をかふ、かしら(かざり・御髪)おろす、世を捨つ(遁る・離る)

「出家する」という意味があるグループです。

かたちをかふ

かたち、つまり姿を変え僧になるという意味です。

他にも似たものに「様をかふ」などがあります。

例文
かたちを変へて、世を思ひ離る

訳:出家して、夫婦の中を思い切る

かしらおろす

髪を切って法師になるという意味です。

他にも似たものに「かざりおろす」「御髪おろす」などがあります。

例文
思ひのほかに、御髪おろし給うてけり

訳:思いがけなく、髪を剃って出家なさってしまわれた。

世を捨つ

俗世間を捨てて出家するという意味です。

他にも似たものに「世を背く」「世を遁る」「世を離る」などがあります。

亡くなるシリーズ

いたずらになる

むなしくなる

はかなくなる

いふかひなくなる

さらぬわかれ

どれも「亡くなる」という意味です。

「さらぬわかれ」は避けられない別れ、つまり死別のことです。

例文
…と書きて、そこにいたずらになりにけり

訳:と書いて、そこで死んでしまった。

例文
世の中にさらぬ別れのなくもがな

訳:世の中に死別というものがなければいいなぁ

否定表現シリーズ

さらに~打消し

つゆ~打消し

ゆめ・ゆめゆめ~打消し

おほかた~打消し

どれも、「少しも・まったく~ない」という意味です。

まとめて覚えましょう。

例文
すべてつゆ違ふことなかりけり

訳:すべて少しも間違うことはないのだった。

をさをさ~打消し

「ほとんど・めったに~ない」という意味です。

 

いと~打消し

「たいして~ない」という意味です。

「まったくない」と勘違いしがちですので注意です。

その他

せきあへず

「涙をこらえきれない・泣く」という意味です。

「あへず」には「耐えられない」という意味があります。

涙をせき止められないということです。

例文
みる人も涙せきあへず、まして日ぐらしかなし

訳: 見ている人も涙がこらえきれない。それにもまして一日中悲しい。

あるようこそは(あらめ)

「何かわけがあるのだろう」という意味です。

ラベル名
… と言はせ給ひしかば、あるやうこそはとて、

訳:…とおっしゃるので、何かわけがあるのだろうと言って、

未然形+ばこそあらめ

「~ならともかく」という意味です。

例文
仏をも念じたまはばこそあらめ、なほかかるついでにいかで亡うせなむ

訳:仏様にお願いでもなさるのならばともかく、やはりこんな機会にどうにかして死にたい。

さてありぬべし

「そのままでもかまわない」という意味です。

ラベル名
実には似ざらめどさてありぬべし

訳:実際には似ていないでしょうが、それはそれでよいだろう。

いへばさらなり

「言うまでもない」という意味です。

例文
軸・表紙・箱のさまなどいへばさらなりかし

訳:軸や表紙・箱のようすの(立派なことは)わかりきっていて、言うまでもないよ。

~のがり

「~のもとへ」という意味です。

例文
京なる医師のがり率ゐて行きける道すがら

訳:京都の医者のもとへ連れて行った道中

いかがはせむ

「どうしょうもない」という意味です。

例文
いとにくく腹立たしけれども、いかがはせむ

訳:とてもしゃくで腹立たしいけれども、どうしようか、いや、どうしょうもない。

まとめ

以上が覚えておくと便利な連語(慣用表現)です。

意外とよく出てきますから、暇なときに知らないものを見ておくといいと思います。

では、また!

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