やってはいけない古文の勉強法
あなたは古文にどれほどの時間を費やすことができますか?
はっきり言いましょう
古文なんかに時間をかけないでください!
というのも、
理系の人なら、数学理科
文系の人なら英語、現代文に力を入れるべきなのです。
つまり、古文は間違った勉強法で遠回りなんてしてられないのです!
最短勉強法はこちら
ということで今回はやってはいけない勉強法
つまりこれをやってしまったら遠回りなってしまう勉強法を紹介します。
必要以上の暗記
高校古文に必要な単語数はせいぜい300~350で十分です。
これ以上単語帳の隅を突くような暗記は必要ありません!
単語(敬語含む)は300語、助動詞28個、助詞57個
たったのこれだけ、しかもぼんやりでいいです。
ぼんやり覚えたら次のステップに入って構いません。
次のステップはこちら
こちらが僕が実際に使っていた単語帳です。
この一冊しか使っていません。
めっちゃきれいでしょ(笑)
暗記はある程度したら、見切りをつけ長文読解に力を入れましょう!
これは英語にも通用するのですが、単語暗記や文法の勉強だけじゃ文章が読めるようにならない明確な理由があるのです。
単語や助動詞って部分ですよね。
部分をいくら勉強しても、文章は完全には読めるようにはならないんです。
例えば、死んだ人間のパーツをつなぎ合わせても、完成した人間は生き返りませんよね
それと同じで生きた古典そのものに触れて勉強しなければ、古文が読めるようにはなり得ないんです。
ただ、古文を読んでいてわからない単語や言い回しが出てきたらその都度調べてノートに取りましょう。
単語帳文法書に載っていないのに出てくる言い回しは実はよくあるのです。
最後まで長文に手を出さない
センター直前
もう一度単語文法をやり直そう!
これは単語や文法をやり終えた受験生のよくある過ちです。
この場合文章が読めないのは単に読むことに慣れていないことがほとんどです。
つまり、単語文法を覚えることはできているんだけど、それを使って読むことができていないんです。
例えば、トランプの大富豪(大貧民)のルールを覚えようとするとします。
そこであなたは完全に理解できるまで、何度もルール説明を聞きますか?
否
なんとなく理解して実際にやってみるでしょう。
大富豪は聞くだけで理解しようとすると複雑なルールです。
しかし、やってみると案外すぐにできるようになるものです。
古文も同じです。
単語や助動詞をひとさらいしたら怖がらずに古文を読んでみましょう。
知らない単語や助動詞の見分け方はその中で覚えていけばいいのです。
センター試験の過去問を解く
次のやってはいけない勉強法はセンターの過去問をなんとなく解いてしまうことです。
問題を解く
↓
解説を読む
↓
出題された語句や重要構文を理解し勉強を終える
この流れを止めていただきたい!
なぜかと言うと、センター試験やセンター模試は問題文や選択肢が現代文だし、5択だからなんとなくで解けてしまうんです。
なんとなくというのは本文が100%翻訳できていないのにということです。
これだと、確かにその問題は解けるようになるかもしれませんが、違う問題違う文章になると通用しません。
センター過去問と同じ文章が本番出る確率は…
言わずもがな0%ですよね。
勉強の段階では、古文を全て現代文に翻訳する練習をしてください。
問題を解き終わってから、和訳してみるでも構いません。
センター試験や模試では頻出の単語や助動詞、言い回し、敬語が所狭しと入っている文章が使われます。
これを読む練習に使わない手はないでしょう。
まずは、時間がかかってもいいから100%翻訳する練習をしましょう。
これをやっていると案外すぐに古文がスラスラ読めるようになります。
センター試験の過去問は解くものではなく読むものとしても使えることを覚えておいてください。
まとめ
・長文読んでみ!
・センターの過去問は和訳練習に持って来い!
今回は、古文を最短で突破するためにやってはいけない勉強法を紹介しました。
一貫して伝えたかったことは、
「怖がらずに文章読んで!」
ってことです。
それを手を変え品を変え伝えようとしてみました。
古文は来るもの拒まずですよ!